感染対策をできる限りした上で参拝しましょう。各神社も御朱印対応が変更の可能性有。

全国一之宮 御朱印一覧

御朱印一覧

一之宮とは

一之宮とは令制国で最も社格の高いとされた神社の事を云います。

一之宮(いちのみや)
令制国で最も社格の高いとされた神社。
「一の宮」「一宮」とも。

諸国において由緒の深く信仰が篤い神社であり、開拓神として土着の神が祀られている事が大半です。
古代から土着の神として最も崇敬された神社が必然的に一之宮となりました。

律令制において国司は任国内の諸社に神拝すると定められていました。
そのため一之宮の起源は国司が巡拝する神社の順番にあると云われいて、国司が赴任後に一番最初に神拝していた神社が一之宮であった、と云えるでしょう。

律令制崩壊の後も、その国の第一の神社として一之宮の称号は使われ続けました。
通説では十一世紀から十二世紀にかけて成立したとされます。

時代の変遷と共に力関係の変化もあったため、一国内に二社以上の一之宮が存在する場合もあります。

一之宮巡拝の歴史は、江戸時代前期の神道家・橘三喜が、延宝三年(1675)から元禄十年(1697)まで、23年かけて全国の一之宮に参拝し、その記録を『諸国一宮巡詣記』全13巻として著した事が知られています。
これにより庶民の間にも一之宮参拝が広まったとされており、現在の一之宮巡拝の基礎と思われます。

現在では、全てが加盟している訳ではありませんが、一之宮とされた神社が「全国一の宮会」を結成しており、一之宮巡拝を行っている人々の集りとして「一の宮巡拝会」が結成されています。
一の宮巡拝会

全国一之宮 専用御朱印帳

「全国一之宮」には専用の御朱印帳も用意されています。
取り扱っている神社もございますので、専用の御朱印帳を用意されるのもよいでしょう。

初穂料:1,000円
サイズ:11cm×16cm(厚みが通常の御朱印帳の倍)
拝受日:2015/12/01
「全国一の宮会」発行の御朱印帳。
「全国一の宮会」に属する一部の一之宮で頒布、筆者は「鹿島神宮」で頂いた。
縦横のサイズは通常の御朱印帳と同じだが、枚数が多いため厚みが通常の御朱印帳の倍に及び、御朱印をお受けできるページ数は片面で60ページ。
先頭から4ページに「全国一の宮参拝記念」として、参拝した場所のチェックができるようになっている他、別紙で「全国一の宮所在地一覧」が付属。
初穂料:3,200円
サイズ:18cm×26cm(B5版)
拝受日:2016/02/02
「全国一の宮巡拝会」発行の御朱印帳。
「全国一の宮会」に属する一部の一之宮で頒布、筆者は「玉前神社」で頂いた。
縦横のサイズはB5版の大判サイズで、蛇腹ではなく和綴じの御朱印帳。
各ページの左端に神社名と御祭神が明記され、別紙で「全国一の宮所在地一覧」の地図が付属。

全国一之宮 御朱印一覧

御朱印を拝受した「全国一之宮」の神社のみ掲載しています。

御朱印は書き手や時期などで色々と変わる場合があります。掲載している御朱印と違う場合も多々ございます。自分だけの一期一会な縁ですので、その点はご理解下さい。
御朱印とは・頂き方
御朱印とは?御朱印についての疑問を初心者向けに分かりやすく紹介しています。御朱印のもらい方、集め方、御朱印帳の購入方法、参拝方法などを説明。初心者の方やこれから始めようと思っている方は是非ご一読下さい。マナーを守って参拝し、集印を楽しみましょう。

掲載順は下記の「全国一の宮会」発行の「全国一の宮御朱印帳(小)」のリストに掲載されている順番をベースに、「全国一の宮巡拝会」発行の「全国一の宮御朱印帳(大)」の情報を合わせたものなります。
さらに「全国一の宮会」に非加盟の神社の情報も追記しています。

国名・一之宮社名・所在地・公式サイトを掲載しています。
現代に追加された「諸国一宮」、現代に新設された「新一の宮」、全国一の宮会の「非加盟社」には備考を追記しています。
一之宮巡拝の参考になりましたら幸いです。

参拝済みの場合は御朱印画像やブログ内の詳細記事・初穂料・備考を掲載しています。
情報は参拝時の情報となりますので、現在とは違う場合がございます。
筆者は一之宮巡拝を2008年に一度成就していますが、当時の御朱印帳は崇敬神社に奉納してしまったのと、ブログ開設以降の情報を掲載していく予定のため、未参拝扱いの一之宮が大半となっています。2度目はゆっくりと少しずつ参詣していけたらと思っていますので、気長にお付き合い下さい。

北海道・東北地区

蝦夷国(えぞのくに)

津軽国(つがるのくに)

陸中国(りくちゅうのくに)

出羽国(でわのくに)

鳥海山大物忌神社 蕨岡口之宮 / 山形県飽海郡
出羽国一之宮・里宮の蕨岡口之宮。式内社。鳥海山に宿る大物忌神。鳥海修験・登拝口最大勢力となった蕨岡。国登録有形文化財の随身門・本殿・神楽殿。庄内藩の恩人を祀る荘照居成。約400段の朽ちた石段。宿坊集落。吹浦・蕨岡の見開き御朱印。御朱印帳。
鳥海山大物忌神社 吹浦口之宮 / 山形県飽海郡
出羽国一之宮・里宮の吹浦口之宮。式内社。鳥海山に宿る大物忌神。神仏習合と登拝口で発展した鳥海修験。神仏分離で吹浦が復権し国幣中社へ。2社並ぶ本殿は両所宮と称される。月山神社。下拝殿。パワースポット丸池様。吹浦・蕨岡の見開き御朱印。御朱印帳。

陸奥国(むつのくに)

岩代国(いわしろのくに)

関東地区

常陸国(ひたちのくに)

鹿島神宮 / 茨城県鹿嶋市
常陸国一之宮。鹿島神社の総本社。東国三社。奥宮。国の重要文化財の社殿。奈良の鹿の発祥。御朱印。御朱印帳。

下総国(しもうさのくに)

香取神宮 / 千葉県香取市
下総国一之宮。香取神社の総本社。東国三社。国の重要文化財の本殿・楼門。奥宮。武神の御神徳。御朱印。御朱印帳。

上総国(かずさのくに)

玉前神社 / 千葉県長生郡
上総国一之宮。式内社(名神大社)に列する古社。御祭神の玉依姫命は女性守護の神。平成大修理が竣工したばかりの黒漆塗り社殿。縁結び・子授けいちょう。レイラインが通るパワースポット。上総十二社祭り。豊富な授与品・波乗守・月日守。御朱印。御朱印帳。

安房国(あわのくに)

武蔵国(むさしのくに)

小野神社(武蔵国一之宮小野神社) / 東京都多摩市
武蔵国一之宮。延喜式内社論社。大國魂神社で一之宮として奉斎。武蔵国一之宮の変遷の謎・武蔵国三国説。朱色の社殿・再建された随神門。御朱印。御朱印帳。
武蔵一宮氷川神社 / 埼玉県さいたま市
武蔵国一之宮。氷川神社総本社。氷川の由来・大宮の地名由来。埼玉や東京に点在する氷川信仰。見沼の水神を祀る太古の信仰。出雲族の移住と出雲の神。明治天皇が関東の神社で最初に行幸。約2kmの氷川参道。国費で改築・楼門や社殿。限定御朱印。御朱印帳。
氷川女體神社(氷川女体神社) / 埼玉県さいたま市
武蔵国一之宮。三室の女体様。見沼の水神(龍神)に対する信仰・龍神社・祇園磐船龍神祭。全国唯一・願い事を叶えてくれる巫女人形。熊の顔に見える瘤のある御神木。四代将軍徳川家綱による社殿。武蔵野の正倉院。磐船祭祭祀遺跡。御朱印。龍の御朱印帳。

知知夫国(ちちぶのくに)

秩父神社 / 埼玉県秩父市
知知夫国一之宮(新一の宮・総鎮守)。武蔵国四之宮。秩父夜祭。秩父三社。あの花。御朱印。御朱印帳。

相模国(さがみのくに)

寒川神社 / 神奈川県高座郡
相模国一之宮。八方除の守護神。相模国唯一の名神大社。寒川大明神の謎・寒川の語源。八方除・日本で最も昇殿祈祷者が多い神社。レイライン・パワースポット。カラフル御朱印・限定御朱印・御朱印帳。武田信玄奉納の兜。迎春ねぶた。神嶽山神苑・方徳資料館。
鶴岡八幡宮 / 神奈川県鎌倉市
相模国一之宮格。鎌倉武士の守護神。源頼朝により現在地に遷座・上下両宮に整備。静御前が舞った若宮廻廊(現・舞殿)。源実朝の落命の地。江戸幕府による庇護。源平池・再建された旗上弁財天社。倒伏した大銀杏。表参道の段葛・若宮大路。御朱印。御朱印帳。

上野国(こうずけのくに)

下野国(しもつけのくに)

宇都宮二荒山神社 / 栃木県宇都宮市
下野国一之宮。延喜式内社(名神大社論社)。宇都宮の地名由来。将門討伐の霊剣。下野七福神・恵比寿。御朱印。
日光二荒山神社 本社 / 栃木県日光市
下野国一之宮。日光三社。世界遺産。御朱印。御朱印帳。

北陸地区

若狭国(わかさのくに)

越前国(えちぜんのくに)

加賀国(かがのくに)

能登国(のとのくに)

越中国(えっちゅうのくに)

越後国(えちごのくに)

佐渡国(さどのくに)

東海地区

伊賀国(いがのくに)

伊勢国(いせのくに)

志摩国(しまのくに)

尾張国(おわりのくに)

三河国(みかわのくに)

美濃国(みののくに)

飛騨国(ひだのくに)

伊豆国(いずのくに)

三嶋大社 / 静岡県三島市
伊豆国一之宮・総社。三嶋大明神・伊豆諸島の神。三島の歴史。源頼朝の崇敬。重要文化財の社殿。福太郎餅。御朱印。御朱印帳。

駿河国(するがのくに)

富士山本宮浅間大社 / 静岡県富士宮市
駿河国一之宮。浅間神社の総本社。浅間造本殿。浅間信仰の歴史・富士曼荼羅図。湧玉池。富士山山頂に奥宮。御朱印。御朱印帳。

遠江国(とおとうみのくに)

信濃国(しなののくに)

近畿地区

山城国(やましろのくに)

丹波国(たんばのくに)

丹後国(たんごのくに)

近江国(おうみのくに)

大和国(やまとのくに)

河内国(かわちのくに)

和泉国(いずみのくに)

摂津国(せっつのくに)

但馬国(たじまのくに)

播磨国(はりまのくに)

紀伊国(きいのくに)

中国・四国地区

淡路国(あわじのくに)

阿波国(あわのくに)

讃岐国(さぬきのくに)

伊予国(いよのくに)

土佐国(とさのくに)

美作国(みまさかのくに)

備前国(びぜんのくに)

備中国(びっちゅうのくに)

備後国(びんごのくに)

安芸国(あきのくに)

周防国(すおうのくに)

長門国(ながとのくに)

因幡国(いなばのくに)

伯耆国(ほうきのくに)

出雲国(いずものくに)

石見国(いわみのくに)

隠岐国(おきのくに)

九州・沖縄地区

筑前国(ちくぜんのくに)

筑後国(ちくごのくに)

壱岐国(いきのくに)

対馬国(つしまのくに)

豊前国(ぶぜんのくに)

豊後国(ぶんごのくに)

肥前国(ひぜんのくに)

肥後国(ひごのくに)

日向国(ひゅうがのくに)

大隅国(おおすみのくに)

薩摩国(さつまのくに)

琉球国(りゅうきゅうのくに)

その他

その他「全国一の宮会」非加盟の一之宮比定社

  • 加賀国:石部神社(いそべじんじゃ)
  • 越後国:天津神社(あまつじんじゃ)
  • 備前国:安仁神社(あにじんじゃ)
  • 阿波国:一宮神社(いちのみやじんじゃ)・上一宮大粟神社(かみいちのみやおおあわじんじゃ)・八倉比売神社(やくらひめじんじゃ)
  • 対馬国:厳原八幡宮神社(いづはらはちまんぐうじんじゃ)
  • 多禰国:益救神社(やくじんじゃ)

都道府県別 御朱印一覧

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