日光二荒山神社 本社 / 栃木県日光市

【神社情報】

日光二荒山神社 本社(にっこうふたらさんじんじゃ ほんしゃ)

御祭神:二荒山大神(大己貴命・田心姫命・味耜高彦根命)
社格等:延喜式内社(名神大社論社)・下野国一之宮・国幣中社・別表神社
例大祭:4月13日-17日(弥生祭)


所在地:栃木県日光市山内2307
最寄駅:日光駅・東武日光駅
公式サイト:http://www.futarasan.jp/

【御由緒】

 日光二荒山神社

御祭神 二荒山大神 (ふたらやまのおおかみ)
     ⇒親子3神を祀る
      大己貴命   (おおなむちのみこと)     父
      田心姫命   (たごりひめのみこと)     母
      味耜高彦根命 (あじすきたかひこねのみこと) 子

古くより、霊峰二荒山(ふたらさん・男体山)⇒標高2,486㍍を
神の鎮まり給う御山として尊崇したことから、御山を御神体山と
仰ぐ神社で、日光の氏神様でもあります。

境内は、日光国立公園の中枢をなす、日光連山をはじめとて、
御神域は、3,400㌶におよぶ広大な境内地です。

  華厳の滝や下りのいろは坂、重要文化財の神橋など

 日光市内に3社鎮座しています。
  男体山山頂⇒ 奥宮
  中禅寺湖畔⇒ 中宮祠
  山内(市内)⇒ 御本社
【参拝情報】

参拝日:2015/06/10

【御朱印】

初穂料:各500円

御朱印・祈祷受付所にて。

他にも日光三社である「本宮神社」「滝尾神社」の御朱印を用意。
さらに神苑にある境内社や滝尾古道にある末社など合計十社の御朱印を頂ける。
この日は他に6月限定の御朱印も用意されていた。

日光二荒山神社

※スキャンの光具合により金印が薄くなってしまっているが、実際はもっとはっきりと当社の神紋である「三つ巴」の印が押されている。

【御朱印帳】

初穂料:1,000円
御朱印・祈祷受付所にて。

オリジナルの御朱印帳を2種類用意している。
表紙が木製で出来た珍しい御朱印帳と、紺をベースに神紋が刺繍されたものの2種類。
木製の御朱印帳は思ったよりも軽くて見た目も素敵だった。

※筆者はお受けしていないので情報のみ掲載。

【備考】

栃木県北西に立つ日光連山の主峰・日光三山を神体山として祀る神社。
式内社(名神大社)論社であり下野国の一之宮。
旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社と古くから格式が高い。

1999年には世界遺産(文化遺産)の「日光の社寺」の一つとして登録されている。

古くは「日光三社権現」と称されており、別宮が二社存在する。
本宮神社」「滝尾神社」で、当社と共に「日光三社」とされている。

また、当社自身も三宮から構成されている。

「本社」は今回訪れた当社の事で、「日光東照宮」の西側最奥に鎮座。
「中宮祠」は中禅寺湖畔に鎮座。
「奥宮」は神体山である男体山の山頂に鎮座。

以上の三宮が「日光二荒山神社」であり、日光三山のほか日光連山を境内地とし、面積は3400haにも及び、その神域には観光名所としても名高い「華厳滝」や「いろは坂」も含まれている。

今回は本社のみ訪れた。

日光三山の一山それぞれ神をあてて祀っており、その三神が御祭神となる。
男体山には大己貴命・女峯山には田心姫命・太郎山には味耜高彦根命。
この三神は総称して「二荒山大神」と称されている。
なお、当社では大己貴命を大国主命に見立てており、大黒さまとしている。

当社の創建は、下野国の僧・勝道上人が神護景雲元年(767)、男体山の神を祭る祠を建てたことに始まるとされている。
この祠が現在の別宮となっている「本宮神社」になる。
社伝によると空海が訪れた際、女峰山の神を祀る「滝尾神社」を建てたと伝えられている。
その後、男体山の神を「本宮神社」から現在の本社がある地に移して社殿を建て、「本宮神社」には新たに太郎山の神を祀った。

ようするに現在の「日光二荒山神社 本社」には男体山の神を祀り、「本宮神社」には太郎山の神を祀り、「滝尾神社」は女峰山の神を祀事となり、ここでも「本社」「中宮祠」「奥宮」のような日光三山をお祀りする形ができている。
この事からこの三社を総称して「日光三社」と呼ばれるようになった。

上述したように、式内社(名神大社)論社であり下野国の一之宮となっているのだが、実はこの論社には宇都宮市の「宇都宮二荒山神社」もあり、古くから議論がされている。
平安時代の『延喜式神名帳』には名神大社として「下野国河内郡 二荒山神社」の記載があるだが、日光か宇都宮、どちらを指しているのか、という議論。
現在ではどちらも式内社(名神大社)を称しているし、どちらも下野国一之宮を称している。
両社とも「全国一の宮会」には加盟しているので、下野国一之宮という扱いで間違いはないだろう。

この本社は「日光東照宮」から近いという事もあり、元和三年(1617)の東照宮造営の際に当社の社伝も建て替えられており、現在の社殿はその時の物となっている。

但し現在は本殿が改修中につき見ることができなかった。
拝殿はそのままの姿を見る事ができ、こちらや本殿などは国の重要文化財に指定されている。

参拝するだけなら拝殿までで大丈夫なのだが、奥に「神苑」と呼ばれるエリアがあり、そちらは入場料が200円必要となる。
神苑には重要文化財の銅燈籠などがあり、これは通称「化灯籠」と呼ばれている。
火を灯すと怪しげな姿に化けたといわれ、武士が刀で斬りつけた傷が無数に残されているので見てみると面白い。
他にも「神苑」エリアには縁結びや運試しなど色々と用意されていた。
中には茶屋も入っている。

御朱印は御朱印・祈祷受付所にて頂ける。

日光三社である「二荒山神社」「本宮神社」「滝尾神社」の御朱印を用意。
さらに神苑にある境内社や滝尾古道にある末社など合計十社の御朱印を頂ける。
この日は他に6月限定の御朱印も用意されていた。
これだけ御朱印を用意している神社も珍しいのではないだろうか。
今回は行っていないのだが、「中宮祠」や「奥宮」にも御朱印が用意されているようだ。
いずれも500円となる。

御朱印帳は珍しい木製カバーのものを用意していた。
持ってみると意外と軽く素敵な御朱印帳。

日光の最奥に鎮座する当社本社。
日光東照宮」や「日光山輪王寺」に比べると観光客の数が少なく感じるのだが、二社一寺として世界遺産を構成する一社であり、その歴史は「日光東照宮」よりもずっと古い。
論社ではあるが式内社(名神大社)であり、下野国一之宮という格式の高さも伺える。

ぜひこちらを参拝する際は「日光二荒山神社 本社」「本宮神社」「滝尾神社」の「日光三社」を合わせて回ってみるのがオススメ。
他の二社は人の姿がほとんど見られないくらい閑散としているのだが、それが逆に清々しく身が引き締まる。
今回は時間の都合で「本社」のみしか訪れる事ができなかったのだが、機会があれば中禅寺湖畔の「中宮祠」や男体山頂の「奥宮」にも訪れてみたい。

【Google Maps】


神社画像

[ 鳥居・社号碑 ]

[ 神門 ]

[ 参道(東照宮側) ]

[ 神門(東照宮側) ]

[ 鳥居(東照宮側) ]

[ 手水舎 ]

[ 拝殿 ]
この本社は「日光東照宮」から近いという事もあり、元和三年(1617)の東照宮造営の際に当社の社殿も建て替えられており、現在の社殿はその時の物となっている。
こちらや本殿などは国の重要文化財に指定されている。

[ 神楽殿 ]


[ 札所 ]

[ 社務所 ]

[ 御朱印・御祈祷受付所 ]
御朱印はこちらで頂ける。

日光三社である「二荒山神社」「本宮神社」「滝尾神社」の御朱印を用意。
さらに神苑にある境内社や滝尾古道にある末社など合計十社の御朱印を頂ける。

オリジナルの御朱印帳も用意。

[ 夫婦杉 ]


[ 親子杉 ]

[ 御神木 ]
[ 神輿庫 ]
ここから「神苑」内。
参拝するだけなら拝殿までで大丈夫なのだが、奥に「神苑」と呼ばれるエリアがあり、そちらは入場料が200円必要となる。

[ 化灯篭 ]

重要文化財の銅燈籠。
これは通称「化灯籠」と呼ばれている。
火を灯すと怪しげな姿に化けたといわれ、武士が刀で斬りつけた傷が無数に残されているので見てみると面白い。

[ 本殿(改修中) ]

元和三年(1617)の東照宮造営の際に建て替えられたもの。
但し現在は本殿が改修中につき見ることができなかった。

[ 御神木 ]


[ 大黒殿 ]

[ 朋友神社]

[ 二荒霊泉 ]

[ 若子神社 遥拝所 ]

[ 日光三山塚 ]

[ あずまや(茶屋) ]

[ 御由緒案内板 ]

【Google Maps】