目次から「御朱印画像一覧・御朱印情報」を選択すると過去の御朱印画像をすぐにご覧頂けます。
概要
東京タワーの展望台に鎮座するタワー大神宮
東京港区芝公園に鎮座する神社。
東京タワーのメインデッキ(展望台)に鎮座。
東京タワー創立20周年を記念して創建された歴史を有する。
令和元年(2019)に展望台大改修にあたり現在の社殿で新築。
東京23区で最も高い位置に鎮座しているため、合格祈願の他、高い点数が取れるように、高い目標をクリアできるように、身長が高くなるようにといった祈願で訪れる人も多い他、東京タワーでプロポーズをしたり「ライトダウン伝説」などから、恋愛成就の神社としても人気を集めている。
東京タワーを含む芝公園一帯の鎮守「幸稲荷神社」の境外末社と云う扱いになっている。
神社情報
タワー大神宮(たわーだいじんぐう)
御祭神:天照皇大神
社格等:─
例大祭:─
所在地:東京都港区芝公園4-2-8 東京タワー メインデッキ2F
最寄駅:赤羽橋駅・神谷町駅・御成門駅
公式サイト:https://www.tokyotower.co.jp/
御由緒
昭和三十二年五月八日創立の東京タワーを経営する日本電波塔は、創立二十周年を記念し、大展望台の此処を宮処と選び定め神殿を御造営し、皇大神宮の神璽を奉鎮す。平成二十年十二月二十三日に、開業五十周年を無事迎えられたことに感謝、令和元年七月展望台大改修にあたり、新たな御社を御造営し、これからも永きに亘り光華明彩、六合に照徹する。御神徳を朝夕に拜し、日日の来塔者の安全、心願成就、放送事業、観光事業、地域住民、および東京タワーを守り司るすべての者の安全と事業の隆昌繁栄を祈願するものである。(境内の掲示より)
歴史考察
東京タワー創立20周年を記念して創建
昭和三十二年(1957)、東京タワーを経営する日本電波塔株式会社が創立。
昭和三十三年(1958)、東京タワーが竣工。
正式名称は「日本電波塔(にっぽんでんぱとう)」。
大阪の新聞王と呼ばれた前田久吉によって日本電波塔株式会社が創設され、日本の塔博士とも称された内藤多仲らによって設計された電波塔。
高さ333mで完成当初は日本一の高さを誇った。(現在は東京スカイツリーに次ぐ2番目)
昭和五十二年(1977)、日本電波塔株式会社は創立20周年を記念し「タワー大神宮」を創建。
メインデッキの2階に神殿を設け、事業の繁栄と来塔者の安全を祈願し、「伊勢神宮」より御分霊を迎えて創建された。
当地の氏神である「幸稲荷神社」との関わりが深く、当宮は「幸稲荷神社」の境外末社と云う扱いになっている。
令和元年の展望台大改修に合わせて新築
平成二十三年(2011)、絵馬の取り扱いを開始。
絵馬は社殿横の絵馬掛に掛けられた後、「幸稲荷神社」に奉納されお焚き上げをされる。
平成二十七年(2015)、「タワー大神宮」の御朱印授与を開始。
令和元年(2019)、メインデッキ(展望台)の大改修が行われる。
その際に当宮の社殿も新築して現在に至る。
境内案内
東京タワーのメインデッキへは入場料が必要
東京タワーのメインデッキ(展望台)に鎮座する当宮。
メインデッキへはフットタウン1F部分よりエレベーターもしくは外階段で向かう。
フットタウン1F入口。
メインデッキは150mの展望台。
大人1,200円・高校生1,000円・子供(小中学生)700円・幼児(4歳以上)500円。
※フットタウン1Fのチケットカウンターで購入の他、WEBで電子チケットも購入可能。
エレベーターもしくはオープンエア外階段ウォークでメインデッキへ
基本的にメインデッキへはエレベーターを使用。
フットタウン1Fよりぐんぐんと上昇。
あっという間に150mのメインデッキへ到着する。
エレベーターの他に外階段を利用した「オープンエア外階段ウォーク」を開催。
通常は土日祝のみ開放、夏休み期間はどは毎日開放。
約600段の階段を上る外階段ウォーク。
景色を眺めながらゆっくりと運動しながら上る事ができる。
少しずつ休憩して上ってもおおよそ15分程。
どんどん高い位置に上り東京の町並みを見下ろす事ができるのは爽快。
外階段で上った場合は⾮売品の「ノッポン公認 昇り階段認定証」を頂く事ができる。
下りも外階段を利用する事は可能。(もちろんエレベーターの利用も可能)体力的に上りが不安な場合は下りだけ利用してみるのもよいだろう。
フットタウンの屋上に出る事ができる。
エレベーターを使用しなくても通常のメインデッキまでの入場料金が必要。
外階段の途中でエレベーターに乗り換えたりできず、途中にトイレはない。
上り始めたり下り始めた場合は途中辞退が難しいため最後まで辿り着ける場合のみ利用すること。
安全のため飲食や喫煙などは禁止。
メインデッキ2Fに社殿が鎮座
エレベーターを利用して到着するメインデッキ2Fにタワー大神宮が鎮座。
昭和五十二年(1977)に創立20周年を記念して創建された当宮。
事業の繁栄と来塔者の安全を祈願し「伊勢神宮」より御分霊を迎えて創建された。
そのため御祭神は天照皇大神(あまてらすおおみかみ)。
現在の社殿は令和元年(2019)のメインデッキ(展望台)大改修の際に新築されたもの。
まだ新しさを感じる木造社殿。
東京23区で最も高い位置に鎮座・合格祈願や恋愛成就の御神徳
東京タワーのメインデッキ(150m)に鎮座する当宮は東京23区で最も高い位置に鎮座。
そのため「高い」に因んだ御神徳を求めて参拝する方も。
合格祈願、高い点数が取れるように、高い目標をクリアできるように、身長が高くなるようにといった祈願で訪れる人が増えていると云う。
更に東京タワーでプロポーズをする人や、東京タワーのライトアップが消える瞬間を一緒に見た恋人は永遠に幸せになれると云う「ライトダウン伝説」から恋愛成就の神社としても人気を博している。
社殿左手には絵馬掛け。
多国籍の言語が並ぶのは外国人観光客の多い東京タワーならでは。
絵馬は後に「幸稲荷神社」に奉納されお焚き上げをされる。
人気の授与品の数々。
展望台からの美しい景色・真下を見れるスカイウォークウィンドウ
メインデッキからは東京の美しい景色も。
当宮の正面あたりからは富士山。
よく晴れた冬などはくっきりとした富士山を楽しめる。
当宮と関わりが深い「幸稲荷神社」の社殿も。
わずかに見えるのが「幸稲荷神社」。
東京タワーの氏神さまであり当宮は「幸稲荷神社」の境外末社と云う扱い。
同じく芝公園に鎮座する「増上寺」は徳川将軍家の菩提寺として江戸時代には大いに栄えた寺院。
現在の東京タワーがある位置を含む芝公園の大部分は「増上寺」の寺領であった。
東京湾を望む方角。
こちらにはレインボーブリッジ。
日が落ちると東京の夜景を一望する事ができる。
2022年4月に高さ330mで日本一高い超高層ビルとなった「虎ノ門・麻布台プロジェクト」。
建設中の姿。
完成した姿。
メインデッキ2Fから1Fへは階段を使って下りる。
メインデッキ1Fにはカフェがある他、スカイウォークウィンドウが各所に設置。
ガラス床になったスカイウォークウィンドウ。
高さ145mの真下が覗ける場所。
この上を歩く事もでき、高所が苦手な方は足がすくむことも。
御朱印はショップにて・複数の御朱印・季節の御朱印
御朱印はメインデッキ2F「オフィシャルショップ THE SKY」にて。
タワー大神宮と同じフロアにあるショップなので分かりやすい。
営業の都合でフットタウン3F「オフィシャルショップ GALAXY」で頒布になる場合もあり。
基本的に上述の「オフィシャルショップ THE SKY」が営業している場合は「オフィシャルショップ THE SKY」にで頒布となりこちらでは頒布していない。
※「オフィシャルショップ GALAXY」で頒布になる場合は御朱印を頂く際に展望チケットの提示をする必要あるので半券は必ず取っておくこと。(電子チケットの場合は入場画面を見せる)
御朱印は2020年8月7日より新しいデザインに変更。
2種類用意されていていずれも参拝日の日付入りで別紙での授与。
2021年8月からは季節毎の御朱印を用意し、こちらは12月から授与の冬の限定御朱印。
左は夏の限定御朱印。
2024年の富士御朱印と新しくなった夏御朱印。
JR東海コラボ御朱印(詳細は後述)と重陽の節句御朱印。
創建記念御朱印・お正月限定の切り絵御朱印
7月11日は当社が創建された記念日。
2021年は7月11日限定で創建記念限定御朱印が頒布された。
こちらは2022年7月11日より頒布の創建記念限定御朱印で、2022年は当日のみではく数量限定でなくなるまで授与。
2022年には三が日限定でお正月御朱印を授与。
切り絵風の美しい見開き御朱印。
青海波など縁起の良い柄の東京タワー。
2023年7月11日の創建記念日に合わせて切り絵の創建記念御朱印を用意。(数量限定)
東京タワーに当宮の姿。
桜が散りばめられたデザイン。
左上は桜の形にカッティング。
2024年7月11日も創建記念日に合わせて切り絵の創建記念御朱印を用意。(数量限定)
2023年と同じデザインだが色がスカイブルー系に。
JR東海コラボ・東京タワーと新幹線の御朱印
2024年2月よりJR東海コラボ「JR東海コラボ東京タワーと新幹線御朱印」を授与。(要予約)
JR東海らしい新幹線の御朱印。
メインデッキへの入場券付きで要予約。
期間:2024年2月1日-
JR東海EXより事前予約が必須。
メインデッキ入場券付き。
事前予約なしでは授与不可。
※東京タワーフットタウン1階オペレーションセンター(チケットカウンター横)でQRコードを読み込み御朱印をいただく形。
オフィシャルショップでは御朱印帳や御守も
オリジナルの御朱印帳も用意。
東京タワー限定のオリジナル御朱印帳。
表装は綿製で品質も良く、東京タワーや青海波など縁起良いデザイン。
更に2023年7月からは新デザインの御朱印帳も登場。
東京タワーと富士山・桜の御朱印帳。
表面が昼景で裏面が夜景。
以前販売していた御朱印帳も紹介。
2018年に数量限定で「主婦の友社」から発売された御朱印帳付きの冊子。
当初は数量限定だったが現在は通常販売で書籍コード付きのためAmazonや書店でも購入可能。
御朱印帳の品質はあくまで付録程度の低品質だと思ったほうがよい。
オフィシャルショップには御守や絵馬も。
色々な種類があるので頂くのも良いだろう。
合格祈願・えんむすび・開運などは特に人気。
所感
東京タワーのメインデッキに鎮座する当宮。
創立20周年を記念して創建した神社で「伊勢神宮」からの勧請。
祭祀は芝公園一帯の氏神である「幸稲荷神社」が担う。
商業施設やビルなどに神社が鎮座している例は数多くあるが電波塔に鎮座しているのは東京タワーならではと云え、東京23区内で最も高い位置にある神社としても知られている。
東京を代表するシンボルである東京タワーの中にある神社。
意外と神社がある事を知らない方も多く驚くかもしれない。
そうした東京タワーで御朱印を頂けるのは有り難いこと。
東京タワーでは様々なイベントなども催されていて東京タワーで遊びながら参拝もできる、とても欲張りで楽しいエリアとなっている。
御朱印画像一覧・御朱印情報
御朱印
初穂料:300円(通常)・400円(創建記念)・950円(創建記念切り絵)
メインデッキ2F「オフィシャルショップ THE SKY」にて。
※2021年8月より季節毎の御朱印を開始。
※2020年8月7日より御朱印のデザインを変更。
※以前は予約制で5人以上の団体客のみ御朱印を頂けたが現在は個人で頂く事ができる。
9月22日-「季節限定秋の御朱印」
2月1日-2025年3月31日まで「JR東海コラボ東京タワーと新幹線御朱印」
※JR東海EXより事前予約が必須。当日15時まで予約可。東京タワーメインデッキの入場券付き。事前予約なしでは授与不可。
通年で「朝日の御朱印」
※御朱印はメインデッキ2Fの「タワー大神宮」に参拝(メインデッキへの入場料が必要)した後に同フロアにある「オフィシャルショップ THE SKY」にて頂ける。御朱印の最新情報は公式ショップInstagramにて。
御朱印帳
東京タワー限定御朱印帳
価格:2,100円(税込)
フットタウン3F「オフィシャルショップ GALAXY」にて。
2023年7月より新たに販売開始した東京タワー限定の御朱印帳。
表装は綿製で東京タワー・富士山・桜と日本らしいデザイン。
表面が昼景で裏面が夜景。
以前の冊子(ムック)付録の御朱印帳に比べてしっかりとした品質。
東京タワー限定御朱印帳
価格:1,900円(税込)
フットタウン3F「オフィシャルショップ GALAXY」にて。
2022年より新たに販売開始した東京タワー限定の御朱印帳。
表装は綿製で東京タワーや青海波など縁起良いデザイン。
以前の冊子(ムック)付録の御朱印帳に比べてしっかりとした品質。
東京タワー60周年記念 タワー大神宮オリジナル御朱印帳
価格:1,980円(税込)(頒布終了)
フットタウン3F「オフィシャルショップ GALAXY」にて。
2018年に数量限定で「主婦の友社」から発売された御朱印帳付きの冊子。
当初は数量限定だったがその後は通常販売となり書籍コード付きのためAmazonや書店でも購入可能。
御朱印帳の品質はあくまで付録程度の低品質。
※販売終了。
参拝情報
参拝日:2024/09/12(御朱印拝受)
参拝日:2024/07/11(御朱印拝受)
参拝日:2023/07/13(御朱印拝受/御朱印帳拝受)
参拝日:2022/07/11(御朱印拝受/御朱印帳拝受)
参拝日:2022/01/03(御朱印拝受)
参拝日:2021/07/11(御朱印拝受)
参拝日:2021/01/25(御朱印拝受/御朱印帳拝受/ブログ内画像撮影)
コメント