息栖神社 / 茨城県神栖市

【神社情報】

息栖神社(いきすじんじゃ)

御祭神:久那戸神(岐神)
相殿神:天乃鳥船・住吉三神
社格等:国史見在社・県社
例大祭:4月13日


所在地:茨城県神栖市息栖2882
最寄駅:小見川駅
公式サイト:─

【御由緒】

◆御由緒

 久那戸大神は古く国史にも見え、鹿島、香取の神々と共に東国三社の一つと称され、上下の信仰の厚い神社であります。
 久那戸神「岐神」は、路の神であり除厄招福の神であり、井戸の神でもあります。天鳥船神は交通守護に、住吉三神は海上守護の神として御神徳が顕著で、神前に祈念する者にその限りない御恩頼を垂れさせられ御守護下さるものであります。

◆創祀沿革

 息栖神社の創祀は応神天皇の御代と伝えられるものの祭神の御神格からして神代時代に鹿島・香取、両神社の御祭神に従って東国に至り、鹿島・香取の両神宮はもともと大地に御鎮座するものの久那斗及び天鳥船神は海辺の港(日川)に姿を留めてやがて応神明に神社として祀られたと思われます。日川に御鎮座当時の御社名に付いては記録がありません。【出雲の大神様より鹿島香取の大神様の道案内を命ぜられた久那斗神は現在出雲大社の近くに出雲大社の摂社・出雲井神社(路神社)として祀られております】
 国史(三代実録)書かれてある「於岐都説神社」が現在の息栖神社です。常陸風土記によれば香島神郡が出来たのは大化五年(今からおよそ約千三百年前)であり、和尚年間の鹿島地方は鹿島丘陵の南は今の鹿嶋市国末で終わり、その後沖州であったものがようやく陸続きとなりいくつかの集落ができて一段と低く南へ伸びていったことがわかる。息栖神社はこのような沖州に鎮座され大同二年四月十三日(807)平城天皇の勅命を受けた藤原内麻呂によって現在地に遷されたと伝えられている。
 三代実録にも、光孝天皇の御代(仁和元年・1120)の記に『正六位於岐都説神従五位下を授く』とあり、於岐都説は於岐都州であり沖州であり、息栖になったものであります。(別説あり)。上下の崇高篤く、弘安の元冠には勅使を報じて国家安泰を祈願し、明治元年には勅使として、(神̪祇判官事正四位右近衛少将源朝臣植松雅言)が参向奉幣され、大正三年日独の国交断絶の際も宣戦報告の供進使が参向される等、又、下三宮(三社詣り)水郷の景を称しながら青葦・真菰の茂る息栖の河岸より一の鳥居をくぐって社前に額ずき、大神の御思頼をいただき、さらに香取・鹿島へ詣でる人達、今では車での三社詣での人達が絶えません。
(※頒布のリーフレットより)
【参拝情報】

参拝日:2015/05/21

【御朱印】

初穂料:300円
授与所にて。

※2015/05/21拝受

息栖神社

※2015/05/03拝受

息栖神社2
【備考】
茨城県神栖市に鎮座する古社。
茨城県鹿嶋市の「鹿島神宮」、千葉県香取市の「香取神宮」と共に「東国三社」の一社とされる。

社伝によると応神天皇の代に現在の神栖市日川に創建、その後大同二年(807)に現在の地に遷移したと伝えられている。
平安時代にまとめられた史書『日本三代実録』に「於岐都説神社」と記されおり、これが当社とされているものの、『延喜式神名帳』には記載がないため、いわゆる国史見在社という位置づけになる。

古くから「鹿島・香取」の両社との繋がりが深く、特に「鹿島神宮」の影響が強く出ているように思う。
古い資料などでもその関係性が伺う事ができ、そのため「鹿島神宮」の境外摂社ともみなされており、現在も「鹿島神宮」の公式サイトにて境外摂社として記載されている。
御祭神から水上交通の神なのが分かり、利根川流域の重要な神社・拠点の一つだったと推測できる。

「一の鳥居」は境内から参道をまっすぐ進み利根川まで行ったところにある。
この一の鳥居は現在は「鹿島神宮」の南の一の鳥居としても代用されている事からも関係の深さが伺える。
この一の鳥居の両脇には「忍潮井(おしおい)」と呼ばれる2つの井戸が存在。
井戸はそれぞれ「男瓶」「女瓶」という名の2つの土器から水が湧き出ているとの事で、御祭神が井戸の神でもある事から、その重要性が伝わってくる。

二の鳥居を潜って境内にある神門は弘化四年(1847)に造営されたもの。
社殿は戦後の火災によって焼失してしまい、昭和三十八年(1963)に再建されたコンクリート造。
この日は時期的に少し早いかなと思うのだが、既に茅の輪が置かれていた。

御朱印は社務所で頂ける。
シンプルな御朱印なのだが、朱印の書体が数年前とは変わっていた。

東国三社のうちの一社だが、「鹿島・香取」の両社と比べるとこぢんまりとした当社。
鹿島神宮」の境外摂社という立ち位置を考えると当然なのかもしれない。
その分、落ち着いた雰囲気で参拝する事ができる。
団体の観光バスなどでは「鹿島・香取」の両社のみでこちらまで足を伸ばさない場合も多いようだが、せっかくなので「東国三社参り」として三社を巡ってみるのがよいと思う。

神社画像

[ 一の鳥居・忍潮井 ]

[ 案内板 ]

[ 二の鳥居 ]

[ 参道 ]

[ 手水舎 ]

[ 神門 ]

[ 参道 ]

[ 茅の輪 ]

[ 拝殿 ]

[ 本殿 ]

[ 力石・芭蕉句碑 ]

[ 礎石 ]

[ 御神木 ]

[ 境内社 ]

[ 稲荷神社 ]

[ 案内板 ]

[ 境内案内図 ]

【Google Maps】


    脚注
  • 当ブログに掲載している情報は筆者が参拝時の情報です。最新のものではない可能性がありますのでご理解下さい。
  • 当ブログ内の古い資料画像は「国立国会図書館デジタルコレクション」の「インターネット公開(保護期間満了)」から使用しています。
  • その他、筆者所有以外に使用した資料画像がある場合は別途引用元を明示しています。
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